セキュアフレックスの主な機能
パソコンに内蔵のディスク(HDD/SDD)が書き込み不可の起動ディスクとなり、全ての書き込みはRAMエリアに 対して実行されます。データはネットワーク経由でサーバーに保存、パソコンの電源オフでデータは消滅するので 情報漏洩を防ぐことが出来ます。
管理コンソール
ネットワークを介してクライアントパソコンを管理・制御します。
管理コンソールに接続されているクライアントパソコンの数、ホスト名、使用者名、IPアドレス、モード、使用メモリ容量、 データ保存フォルダの状況(状態/作成日時/保存時間)、アップデート状況などを管理するとともに、 保存フォルダ制御、クライアントアップデート、クライアントシャットダウン/リブート、ログ表示などを制御します。、
データ保存可能フォルダ
どうしても一時的に保存の必要が生じた場合に適用します。このフォルダに保存されたファイルは即時にHDDに書き込まれます。
● 保存フォルダは暗号化されていて、HDDを他のパソコンに接続しても閲覧は不可
● 保存時間の指定が可能
● 管理コンソールから保存フォルダの状況を管理
● 管理コンソールから保存フォルダを強制削除可能
● 保存期間が過ぎたフォルダはパソコン起動時に自動的に削除
外部メディアの利用とスクリーンキャプチャ
設定により、CD/DVD、USBメモリ、スマホ、デジカメ等の外部メディアへの書き込みを許可できます。
● プリンターやファックスへの出力を無効にすることが可能
● プリントスクリーン機能およびスクリーンショットキャプチャ機能の無効設定が可能
初期導入時のデータ自動削除
設定により、クライアントパソコンへのセキュアフレックスの導入時、ユーザープロファイル内の指定されたファイル (マイドキュメントなど)が自動削除されます。
ソフトウェアの自動更新
Windows Updateやウイルス対策ソフト等のアップデートは、メモリに自動的にダウンロードされ、パソコンのシャットダウン時にHDDへの 実更新が行われます。その他の各種アプリケーションやドライバーも、クライアントパソコンにモジュールを自動配信しておき、 シャットダウンスクリプトで実行されるよう設定することで自動的に行われます。
設定により、クライアントソフト内に予め設定されている特定アプリケーション(Adbe Readerなど)や、 ユーザー指定のアプリケーションの自動更新が可能です。
ROM化の解除
ROM化を一時的に解除することで、Windowsアップデートやアプリケーションのバージョンアップが可能です。
ROM化の解除は、管理コンソール(ネットワーク経由)、USB解除キー(オフラインでも可能)、又はワンタイムパスワードを使用して行います。 パソコンに新たなソフトをインストールする場合などは、ネットワークを介して特定のクライアントパソコンのROM化を解除したり、 シャットダウンやリブートの指示をオンラインで行います。セキュリティ管理者はPCまで出向く必要はなく、 ネットワークに接続された全てのパソコンをコントロールできます 。