ネットショッピング、ネットバンキング、教育や安否確認など 様々な分野で
指静脈認証システムは役立ちます

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USB接続指静脈認証ユニットの活用シーン

小型で持ち運びが容易で低コストのUSB接続型の指静脈認証ユニットを活用すれば、厳密な本人確認が必要となるような 日常生活の様々な場面での利便性が格段に向上することが期待されます。
USB接続指静脈認証ユニットを用いたシステムは、 銀行ATMのような大型コンピュータを必要とせず、パソコン1台規模から構築が可能です。

安否確認 有事の際は、電話やインターネットが込み合って安否の連絡・確認が困難になる恐れがあります。 緊急時避難場所の備えられた指静脈認証ユニットに、集合した地域住民が指タッチするだけで、特定回線を使用したサイトに 安否情報をアップすることが出来ます。 個々人によるネットアクセスの輻輳が避けられ、厳密な本人による安否通知が効率的に行えます。 指静脈情報を活用したネットショッピングや行政情報サービスなどが普及すれば、有事の際にも役立ちそうです。

教育・eラーニング インターネットの普及と高速化によりe-learningで学ぶ人や在宅で資格試験を受験する人が 増えています。しかし、不正な受講をするユーザーの出現など、新しい課題や要望が生まれています。 また、各種教育機関においては、生徒の個人情報・成績データ保護の重要性がクローズアップされています。 “なりすまし”が難しい指静脈認証を使用すれば、より安全性の高いデータ保護と管理が実現できます。

インターネット利用 データやソフトウェアをインターネット上で管理・利用するクラウドサービスが 拡大しています。クラウドサービスは、機能やコスト面でのメリットが大きいものの、 悪意のある攻撃者の標的となって重要な情報が外部に流出する危険性があります。 一般的に使用されているパスワードによる制御では、パスワードそのものが流出し悪用される危険があります。 指静脈認証によれば、許可された特定の個人であることを確認することができます。

ネットバンキング ネットバンキングやネットショッピングが普及拡大しています。しかし、 大切なパスワードを忘れて決済ができなくなることを気遣って、パスワードをパソコンや手帳などにメモすることが多いようです。 指静脈認証で本人を正確に識別することができれば、銀行取引時/ネットショッピング決済時の認証やパスワードを管理する煩わし さや盗難の恐れが著しく低減されます。

協働研究

「指静脈認証による高齢者にも優しいネットワークサービス利用方法」をテーマに、2012年、NPO法人三鷹ネットワーク大学 推進機構、株式会社まちづくり三鷹と連携して協働研究を実施しました。

協働研究の概要  広く普及したインターネットは、その利便性が高く評価され、ネット通販やネットバンキング、 ネットを介した行政サービスなど、生活の様々な場面でも盛んに活用されるようになった。 これらのネットサービスは、利用者がID/パスワードやワンタイムパスワード(WTP)を入力することで 所定のサイトにログインする仕組みになっていて、サービス毎のID/パスワードの記憶や更新、WTPの入力操作は、 利用者とりわけ高齢者にとっては大きな負担となっている。指紋認証などの生体認証のうち、 他人による成りすましが不可能だとされている指静脈認証を本人確認の手段として活用することで、 安全にネットサービスの利便性を享受することのできることを検証する。

身分証への応用(アイデア)

指静脈データのサイズ(情報量)が、これまでの一般的な静脈認証デバイスで必要とされるサイズと比較して十分の1程度と 小さいため、高価な接触型ICカードを必要とせず、非接触型ICカード(データ記憶容量が小さいが安価)や暗号化QRコード (暗号化二次元バーコード)を活用することができる。このため、例えば使用期間の短い、入館証や身分証(ポスレジ操作者)、 貴重品預り証、薬剤・医療器具管理などに活用すれば、利便性が大幅に向上するものと思われる。

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